もう一度小さな命に会うために

妊娠・流産・不妊治療・死産・PGTA・・・ 小さな命にまた会うために歩む私の記録。

【採卵周期3回目】採卵・採精

2024年7月上旬 採卵・採精


前回診察から2日後、採卵・採精の日

朝8時前に夫と一緒にクリニックへ行きました。


受付を済ませて待っていると番号を呼ばれ

採卵フロアへ。

入り口で血圧を測り、中の受付で名前を伝えます。
ベッドに案内され、上はそのまま、

下はショーツを履いた状態で手術着に着替え。

髪はまとめて帽子の中へ入れます。


順番が近づくと看護師さんから声がかかり、

排尿してショーツを脱ぎスタンバイ。


いざ、採卵へ


入り口で名前と生年月日を復唱。

中には先生・看護師・培養士さんがたくさん。


ベッドに横たわると両脚をバンドで固定。

まずは消毒、そして局所麻酔。

麻酔の針が思ったより痛い…。


そのまま採卵が始まり、モニターで様子を確認。

針が卵に近づき、卵が吸われて

小さくなっていくのが見えます。

 

卵巣に針が刺さる感覚があり、

今回も麻酔が効く前に終了…。


止血用のガーゼを入れられて終了し、

30分ほどベッドで休憩。

着替えて診察フロアへ戻ります。

 


採卵結果


内診で止血ガーゼを抜き、状態を確認。

卵は成熟卵が2個・未熟卵が3個採れたとの事。

詳しい説明は培養士さんからとの事。

10日後に培養結果の説明を聞きにくるようにとの事。


今回遺残卵胞は少なかったが、プラノバールの処方を

希望するか確認がありました。
前回が残っていて1か月見送った感じに

なったので・・・と伝えると

飲んでいた方が遺残卵胞は防げる

との事だったので処方してもらうようにしました。
今日から2週間飲む。

飲み終わって5日以内に生理が来るので、

生理2~3日目に診察に来るようにとの事。

 

処置室で薬の説明を聞くようにとの指示がありました。

処置室で薬を処方されました。


プラノバール 14錠。今日から2週間服用。

忘れずに飲む。

血栓症のリスクが高くなる薬なので

禁煙・禁酒。

1日1.5リットル水分を取り脱水に

ならないように気を付ける。


受付フロアで夫と合流し、培養士さんから説明を受けました。

結果は以下の通り。


採精したものの精子は問題なし。ミグリス法で回収。


卵は5個採れた

MⅡ期(成熟卵)大卵胞 1個

MⅡ期(成熟卵)小卵胞 1個

※少し空砲がある

(空砲はない方がいい。胚盤胞にならない訳ではない)

GV期(未熟卵)小卵胞 3個
これらを顕微授精(ICSI)で進めていくとのこと。
成熟卵は本日顕微授精

未熟卵は明日成熟したら顕微授精。

長期培養を行い、胚盤胞まで発達させる。
その際、アシステッドハッチングを行い

透明帯を取り除いて細胞がきちんとあるのかを

確認してからの凍結になる。
胚培養は最大7日行い、タイムラプスインキュベーターを使用

(カメラが内蔵されたインキュベーターで保管)

余った精子は明日顕微授精に使用してから廃棄する。
10日後に胚盤胞まで出来たかの培養結果を

10時以降に聞きに行く。

 

夫がこれからの流れについて質問をしてました。
・今回もしうまくいった場合の流れは?

・移植になった際に身体を動かしたらいけない時期とかがあるか?

(お盆休みにかかるので、帰省するかどうか)

・そもそも動けるか?

 →先生に聞いてもらった方がいいので、 

 次回の培養結果を聞きに来た時に確認して欲しいとの事。

・飛行機に乗っていいのか?

 →初期なので、ダメではない。 

 本人が気になるからやめておいた方がいい。

 因果関係が分からない。 

 寝たきりになる必要はない。

 

今回の培養士さんは細かく説明をしてくれました。

また、夫がもしうまくいった場合の移植の

タイミング等を確認してくれました。


今回で3回目。うまくいくといいな。

自然妊娠って本当に奇跡なんだなと思います。

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診察費用(薬含む)

私:20,860円(保険診療

夫:1,450円(保険診療

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【採卵周期3回目】生理12日目診察

2024年7月上旬【生理12日目診察】


前回の診察から2日後の診察

この日は少し遅めに10:30にクリニックへ。

受付後、診察フロアに移動し、

採血と内診を受けました。


【診察結果】

右卵胞 18ミリ

左卵胞 16ミリ

小卵胞は右1個・左6個

(小さすぎるのは採卵出来ない可能性あり)


明後日に採卵が決定しました。


小さいのは採卵しなかったら、縮小していくとの事。

前回遺残卵胞があった事を伝えると、

「採卵しても遺残卵胞は出ることはある。

採卵した際にプラノバールを飲むと出にくくなる。」

との説明。

カルテにも記載しておきますと言われました。


今日からボルタレン・抗生剤・

オビドレルの注射の指示。


【処方薬と指示】

・フロモックス(抗生剤) 

 卵巣に針を刺すため、感染予防のため服用。 

 → 明日の夕方から3日間服用。

・オビドレル皮下注シリンジ自己注射

 (排卵を促すための注射) 

 →今日20時に自己注射。  

 ※注射の仕方の説明を受けた。   

 注射器は次回持参してクリニック内の

 廃棄ボックスに入れる。冷蔵保存。
・ブセレリン点鼻液(排卵促進) 

 卵子を成熟させて排卵を促す点鼻薬。 

 → 今日22時・23時・24時、

 翌朝7~9時に指定された順番で点鼻。 ※時間厳守
ボルタレンサポ排卵予防) 

 明日の18時・24時・採卵当日の7時に挿肛。 

 ※採卵当日、8時に来院する為には7時前には

  自宅を出ないといけない旨を伝えると

  自宅出る前に挿肛してから来るように

  との事でした。

 

看護師さんには、余っているクロミッドについて相談。

→次の診察の際に先生に伝えるようにとの事。 

バラバラの袋で余っていた3錠を1つの袋に

まとめてくれました。


採卵当日の説明・採卵当日は8:00に来院。

・希望すれば、局所麻酔が使用出来るとの事で、 

 前回同様に局所麻酔をお願いしました。

・夫は一緒に来院し採卵後に採精するか、 

 来院してすぐ採精して帰宅するか、

 前日までに精子を凍結保存するかが選べたので、 

 一緒に来院し採卵後に採精するようにしました。


・持ち物 

【私】診察券・健康保険証・ブセレリン点鼻液・

   ナプキン 

【夫】顔写真付きの身分証明書・健康保険証・

   MIGLIS同意書(希望者のみ)


・注意事項 

満腹にならない程度に朝食を済ませ、

来院時間の1時間前から禁飲食 

化粧・ネイル・香水は控える。

爪は短く切っておく。 

アクセサリー等の貴重品は持ってこない。 

自宅後は自宅安静。仕事や外出の予定は不可。


・準備と工夫

前回同様に服薬スケジュールを

時間+内容でリスト化し、

iPhoneのアラームを設定。

24時までYouTubeを見ながら過ごす作戦を

再度実施しました。


3回目ともなると、少し気持ちに余裕が

出てきたような気がします。

自己注射は思ったよりも痛くはなかったです。

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診察費用(薬含む)

私:7,880円(保険診療

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【採卵周期3回目】生理10日目診察

2024年7月上旬【生理10日目診察】

 

前回の診察から1週間後の診察。

この日は少し遅めに10:30にクリニックへ。

受付後、診察フロアに移動し、

採血と内診を受けました。

 

【診察結果】

・大きい卵胞 2個
・小さい卵胞 5個
 小さい卵胞があとどれくらい育つかはまだ不明

この日は

クロミッド今日明日服用して、また2日後に再診」

との指示。


診察はなんと1分ほどで終了・・・

あっという間でした。

 

処置室には入らずに処置室窓口にて
残っているクロミッドを飲むよう

に説明を受けました。

 

この調子なら・・・

沖縄旅行行けそうだな(笑)

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診察費用

私:3,010円(保険診療

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【採卵周期3回目】生理3日目 診察

2024年7月上旬【生理3日目 診察】

 


この日は10時前にクリニックへ。

受付後、診察フロアに移動し 

採血 → 内診 → 診察 の流れで進みました。

 


【診察結果】

前回残っていた遺残卵胞は

なくなっているので、

このまま採卵周期に入れる。

卵胞は全て育つかは分からないけど、

8個ある。

前回の採卵周期スタート時よりも

卵胞ホルモン値が低いのでいつもより

採卵日は少し遅れる可能性あり。

 

次回診察して、数日後診察してから

採卵になるかもしれない。

生理3日目の標準サイズが5~6ミリだが、

今回は4~5ミリの卵胞が多いので、

採卵のタイミングは後ろに

ずらした方がいい。


この日から卵胞を育てるための薬を

服用開始。

1週間後に再び卵胞チェックの診察予定に

なりました。


【この日の質問】

今回プラノバールで一旦リセットして

生理が来たが、

そうなると次の生理はいつくるのか?

→採卵してからだいたい2週間後に

生理が来る。

 


処置室で薬を処方されました。

クロミッド


この時は7月中旬から夫と沖縄に

旅行に行く計画をしていたので、

採卵日と重ならないか?を

しつこく先生に確認していました(笑)

 
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診察費用(薬含む)
私:4,780円(保険診療
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【採卵周期中止】生理3日目診察

2024年6月中旬【生理3日目診察】
 

この日は10時くらいにクリニックへ。

受付後、診察フロアに移動し

採血 → 内診 → 診察 の流れで進みました。

 

【診察結果】

・卵が大きく腫れている所があり、

 ホルモン値を出している。

・サイズが大きすぎて他の卵が見えにくい状態。

・前周期の黄体ホルモンの出が悪かったりすると

 不適切な時期に育ってきてしまう事がある。

・本来ならこの時期は卵胞が育ってきていないはず。

→採卵しても結果がよくない可能性が高い為、

 今周期はお休み(採卵なし)とのことでした。

 

【今後の方針】

・一旦、点鼻薬とピルでリセットする。

 点鼻薬で今ある卵をつぶす

 ピル(12日間服用)を飲み切り、

 その後1週間以内に生理がある

・服用中に出血があってもそれは生理ではない為、

 飲み切るようにとの事。

 

今回、生理が来たと思ったら半日くらい

出血がなかったので、それについて

質問してみましたが、

「採卵をしているとそういう事はある」

という説明でした。

 

それと追加で漢方の処方をお願いしました。

 

処置室で薬の服用方法の説明と処方箋を

受け取りました。

・ブセレリン点鼻薬は帰宅後すぐ、

 それから1時間後に点鼻

 (これは持っているものを使用する)

プラノバール(翌日より・水分を多めに摂取)

ツムラ温経湯

 

 

生理が来たタイミングで採卵・採精の時期を

計算してその前後の午前中に夫が有休取得予定を

入れてくれていたので、すぐに連絡し、

今周期採卵がなくなった事を伝えました。

夫からは夜にまた話そうって返信がありました。

 

この時は「今周期はお休みなんだな」くらいに

受け止めていました。

 

でも後から振り返ると、保険適用の期間が

半年しかない中で、1周期使えなかったのは

もったいなかったなと思います。

 

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診察費用(薬含む)

私:6,980円(保険診療

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【採卵周期2回目】培養結果

2024年6月上旬【培養結果確認】

 

採卵・採精から10日後、10時以降に結果を

聞きに来るように言われていたので、

それに合わせてクリニックへ。

 

受付を済ませて診察フロアへ向かいました。

 

培養・凍結結果

 

結果は 凍結できた胚はなし。

詳細は培養士さんからの説明があります。

次回も採卵になるため、

「次の生理2〜3日目に来てください」との指示。

 

培養士さんからの説明

・GV期(未熟卵)
当日成熟し、顕微授精を行い分割まで進んだが
5日目で胚盤胞になりかけたが小さい。
6日目の昼に大きくなっていたが、
それ以降大きく成長が見られなかった。
7日目に凍結出来る状態ではなかったので、培養中止。
 
・MⅡ期(成熟卵)
日顕微授精を行い分割まで進んだが
5日目の朝に状態が悪化し培養中止。
 
・MⅠ期(未成熟卵)
日顕微授精を行い分割まで進んだが
成長が止まり6日目の朝で培養中止。
 
・GV期(未熟卵)
成熟せず。
 
 
結果、
今回は凍結出来るものはなかった。
 
 
 
途中で分割が止まる理由は何なんでしょうか?と質問したら、
卵子精子どちらか・もしくは両方に要因がある。
卵子に力がなかったか、精子に力がなかったか・・・
との事。
 
最後に「次頑張ります」と言いはしたものの、
果たして何をどうしたら結果に繋がるか分からず・・・。
 
 
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診察費用

私:78,150円(保険診療

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採卵周期2回目合計診察費用

私:107,950円(保険診療

夫:1,440円(保険診療
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【採卵周期2回目】採卵・採精

2024年5月下旬 採卵・採精

 

前回診察から2日後、採卵・採精の日。

朝8時前に夫と一緒にクリニックへ行きました。

 

受付を済ませて待っていると番号を呼ばれ、

採卵フロアへ。

入り口で血圧を測り、中の受付で名前を伝えます。

 

ベッドに案内され、上はそのまま、

下はショーツを履いた状態で手術着に着替え。

髪はまとめて帽子の中へ入れます。

 

順番が近づくと看護師さんから声がかかり、

排尿してショーツを脱ぎスタンバイ。

 

 

 

いざ、採卵へ

 

入り口で名前と生年月日を復唱。

中には先生・看護師・培養士さんがたくさん。

 

ベッドに横たわると両脚をバンドで固定。

まずは消毒、そして局所麻酔。

麻酔の針が思ったより痛い…。

 

そのまま採卵が始まり、モニターで様子を確認。

針が卵に近づき、卵が吸われて

小さくなっていくのが見えます。

卵巣に針が刺さる感覚があり、

今回も麻酔が効く前に終了…。

 

止血用のガーゼを入れられて終了し、

30分ほどベッドで休憩。

着替えて診察フロアへ戻ります。

 

 

採卵結果

内診で止血ガーゼを抜き、状態を確認。

今回は未熟卵が多いとの事。

卵は5個採れたが、いいのが1個のみ・・・。

詳しい説明は培養士さんからとのこと。

 

今回は先生から2つ新しい事を提案されました。

 

1つ目は

次回採卵時から卵を成熟させる注射を使用しましょう!

(カルテに記載しておきますとの事)

 

2つ目は

卵巣の働きをよくする漢方を飲みましょう!

睡眠が取れているか?頭痛がないか?と

舌をチェックされました。

とりあえず2週間分出すので、

飲んでから調子がいい感じなら

次回の時に追加処方をしましょう。

院外処方になるので、処方箋をもらって

薬局で受け取ってくださいとの事。

 

処置室で処方箋を受け取りました。

ツムラ 温経湯

 

受付フロアで夫と合流し、

培養士さんから説明を受けました。

結果は以下の通り。

  • MII(成熟卵):1個
  • MI(やや未成熟):2個
  • GV(未熟卵):1個
  • 変性卵:1個


変性卵は培養中止。

未熟卵は既に成熟したとの事。

 

これらを顕微授精(ICSI)で進めていくとのこと。

 

前回の結果について質問もしました。

胚盤胞になったもので凍結出来なかったのは

7日目に胚盤胞になったものだった為。

7日目に胚盤胞になったものは流産しやすい、

妊娠率9%なのでこちらのクリニックでは

凍結しないとの事。

こちらのクリニックでは5日目・6日目に

胚盤胞になったものしか凍結しないとの事。

 

なるほど・・・。

 

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診察費用(漢方含む)
私:22,560円保険診療
夫:1,440円(保険診療
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